備前焼陶芸作家矢部俊一公式ホームページ
やきものばなし        「Features of Jōmon doki 2」    

(2012.02.03)

縄文時代前期になると平底の縄文土器が大量に作られるようになりました。

この時期からが縄文土器の最盛期といわれています。

縄文土器の形の特徴は「深鉢型」
広口で底の深いものが数多く作られました。底が深いということは食べ物を貯蔵するにも都合がよかったのでしょう。
他に浅鉢や壺、注口土器(ちゅうこうどき)などがあり、盛りつけ用の器、祭祀具など、用途も多様化してきました。
胴部分にくびれのある縄文土器などは落とし蓋をすることが出来るので蒸し器として使っていたとも。本当に驚きですね。
 
そして私が一番興味を引かれるのは縄文土器のなかにはオブジェともいえる素晴らしい造形美が存在することです。
縄文中期ごろに作られた「火焔土器(かえんどき)」はとてもダイナミックで、炎がメラメラと燃え上がるイメージのデザインです。
岡本太郎の作品に見られるあれです。大阪万博の太陽の塔などの作品は火焔土器にインスパイヤーされた作品ですね。